犬は、もともと、群れで行動する生き物です。長時間の留守番は、犬にとっては、とてつもなく長く、つらいものなのです。例えば、1日8時間仕事をして、8時間犬に留守番をさせたとします。犬時間では、3倍の24時間孤独に過ごしたことになります。
そう考えると、かわいそうではありませんか?寂しすぎて、トイレシーツをビリビリにやぶったり、ときには、自分の毛をむしったり、ずっと吠え続けたりというこもあります。
うちのれんは、4時間以上のお留守番をさせていません。わたしは、平日、9時間ほど仕事で家を空けます。ただし、家には、母がいて、犬の世話をしてくれます。母が、家を空けるときは、わたしが、仕事を休むようにしています。母には本当に感謝しています。
ここで、ポイントです。飼い主さんが不在でも、家族が家にいるかどうかです。犬は家族を仲間と思っていることを忘れないでください。どうしても、毎日、長時間、留守番させることが避けられないのであれば今、あなたは、犬を迎え入れることは難しいです。
わたしは、とにかく、れんと一緒にいたいため、旅行もいかず、休みは、1時間ほどの買い物のみ。飲み会すら、9時には帰路につくのです。れんを迎え入れてから、生活リズムは一変しました。前の職場は、遠方への出張が度々ありましたが、れんとできるだけ一緒にいたいわたしは、なんと、転職しました~(笑)
だいたいの方が、運動になるからとか、子供に犬を飼いたいと言われ、飼う方が多いと思いますが、くれぐれも、長時間の留守番の可能性の有無を確認していただきたいと思います。
犬は、人の3倍、時間を長く感じているということを忘れないでください。そして、もうすでに、犬を飼っている方、留守番の長さを少しでも短縮できるように心がけましょう。この心がけが、犬の情緒安定につながります。また、きづかれないように、そっと出かけるのではなく、「行ってくるよ、必ず帰ってくるからね」と声をかけてから出かけるようにしましょう。これをするとしないでは大違いです。うちのれんは、この声掛けをすると、落ち着いて留守番できます。これをしないで出かけると、うちのれんは、不安定になって吠えて止まらなくなったりします。仲間を呼ぶときにする遠吠えを
ずっとしているらしです・・・。れんにとってわたしは、仲間なのだと勝手に思っています。わたしは、仕事に行く前に、欠かさず、「行ってくるよ、大好きだよ、必ず帰ってくるよ」と言ってからでかけています。もう、毎日です。皆さんも、試してみてください。
犬に留守番をさせていいのか



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